ハニートラップ
今日は休みだったので、口座の暗証番号を再設定するために銀行に行ってきた。
といっても別に暗証番号が漏れたわけではない。
単純に忘れてしまったからだ。
遡ること2週間前の事。
転職先の指定口座を持っていなかった俺は口座開設の為に銀行を訪れていた。
整理券を受け取ってから20分程で番号が呼ばれ、手続きが進められていく。
ちなみにこの時対応してくれたお姉さんがめちゃくちゃタイプで内心ウハウハであった。
マスクしてるので顔は分からないが、年齢は23、24くらいだろうか。
ショートヘアで小柄、声も仕草もかわいいのだ。ショートヘアは正義。
しかも紙の通帳を発行すると手数料がかかるところ、
アプリで通帳を管理すれば無料になるそうだ。
一石二鳥である。
そんな浮ついた中で暗証番号を設定したからか、
たった4桁の暗証番号を間違って覚えてしまっていたのだ。
まさかのハニートラップである。
・・いや、完全に自業自得なのだが。
当時の俺はそんなことなど知るはずも無く、ルンルンで帰宅したのだが、
悲劇はその2日後に起きた。
アプリで通帳使えるようにしとくかー、と思いDLして設定を進める俺。
しかし暗証番号を入れて確定を押すも、間違っていますと先に進めない。
打ち間違えたか?と思い再度打ち込むも弾かれる。
流石におかしいと思った俺はカスタマーセンターに電話する。
この時俺は暗証番号が間違っているなど微塵も思っていなかった。
2日前に設定した上、たった4桁だったからだ。
俺「すみません、通帳アプリの設定で、暗証番号が間違っていますと出てきて先に進めないんですが・・」
カ「かしこまりました。でしたらまず~・・・」←名前や口座番号とか確認される
一通り確認を終えて、
カ「お客様、暗証番号を間違われてますね。」
俺「えぇ・・・でも2日前に口座開設して暗証番号設定したばかりなんですが」
カ「左様でございましたか・・でしたら音声案内の方で口座の状況を確認させていただきますので、お電話そのままでお待ち頂けますか?」
すぐに音声案内が流れ始める。案内に従って口座番号や暗証番号を打ち込んでいくというものだった。
一通り打ち込むが、
音声「口座の情報が間違っているか、現在使用できません。」
俺(は・・・?)
対応がカスタマーセンターの人に戻る。
カ「お客様、現時点で暗証番号を4回間違われましたので口座がロックされてしまいました・・」
俺「ロックぅ!?」
思わず語気が強くなる。
カ「お手数ですが、銀行に直接行って暗証番号を再設定して頂けないでしょうか?
こちらの電話では対応出来かねますので・・」
俺「分かりました・・失礼します。」
という経緯を得て冒頭に戻る。
我ながらあまりのアホさ加減が恥ずかしい・・・(ーー;)
ちなみに今日のはちゃんと設定出来ました。
流石にこんなミス2度も連続で起こさないよ!
ハニートラップも無かったし笑